株式会社ドゥウェル二十一

事例集

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事例集01
「行け行けドンドン」だけが、コンサルタントの仕事ではない。
あんた、いくら投資したか知っているの?
知りません
知らないでよくそんなことが言えるねえ
知っていても知らなくても、
相談内容から言わなくてはいけないことですから言います
どういうことですか。さっぱり分かりませんが
視点が違います。私は企業の存続を最優先して話しています。
あなたはこの新店の売上を上げたいですよね。
だから投資額を持ち出しているんですよ。十分理解はします
当たり前でしょう、投資と採算を考えるのは
当たり前です。
では聞きます。
いくら売ったらトントン、損益分岐点売上はいくらですか
月平均○○○万円です
そもそもその数値そのものが甘いですよね。
開店して3か月ですが、開店時の売上を含めていくらで、
その差額は、しゃかりきになっても無理です。
私の非力ということもありますが、努力で何んとかなるという売上では
ありません。元々無謀な、出したい一心の出店だったのですよ
確かにそうですが。そこを何とかと思って相談したんでしょう
私の力では申し訳ありませんが、
ご希望に叶うだけのお手伝いはできません。
でもご相談を受けた以上、お答えしなければいけません。
その答えは、『即閉店してください』です。
そうしなければ一年後、多分あなたの企業(店)は、
本店を含めて営業不可能、最悪倒産ということになります
(顔を真っ赤にして鬼の形相で私を睨みつけ)分かった、考えてみる
ご無礼があったらお許しください。今日はこれで失礼します」
その一週間後、後継者のご子息と3人で契約書持参でお会いし、
閉店後3か月、空から家賃を 払 って、開店9か月で閉店しました。
砂を噛むような血を吐くような痛手を被りましたが、いまも本 店で頑張っていらっしゃいます。
これはそのときの、社長との会話を再現したものです。
これもコンサルの仕事です。後日その社長から言われました。
「あのとき、こいつ殺してやろうかと思った」と。ボクは反論をしました。
どうして相談してくれなかったのか、水臭い人ですね
「相談したら、ダメと言われるのが分かっていた」。ボクも生きています。